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高安の家 house in TAKAYASU

新築|住宅|木造|2階建|延床面積 80.1㎡(24.2坪)|大阪府八尾市
構造設計:清水良太構造デザインスタジオ|施工:木村工務店|撮影:山内紀人

​大阪平野の端、東にそびえる生駒山地を望む敷地。手加工の板金平葺の外皮をまとった街区をトレースした形状の塊に、生駒山地への眺望窓をあけ、 光と緑を取り込む中庭をくりぬき、住宅街における住まいのあり方を考えました。

高安の家

2階。ワンルーム空間。天井は貼らず、構造材の垂木を見せています。床はヒノキの無垢フローリング。温かみのある木質空間としています。

高安の家

吹抜けに面した造り付けのテーブルは生駒山地を望む特等席。

高安の家

中庭が食い込むことによって空間をゆるやかに分節しています。数年後には中庭のコハウチワカエデが窓の高さまで成長し、四季の移ろいを間近で楽しませてくれる予定です。

高安の家

外観夜景。屋根と外壁はガルバリウム鋼板。職人さんが1枚1枚手織りで加工しています。

高安の家

中庭を通るアプローチ。外壁が黒色なのは、カエデの若葉や紅葉の色が映えるためでもあります。

高安の家

空に向かって開く垂直の中庭。

高安の家

玄関土間と階段。自転車や漬物を置いたり、半屋外的な活用を想定しています。

高安の家

1階廊下。左手の中庭側は、プライバシーに配慮した高窓とし、柔らかな光が降り注ぎます。

高安の家

洗面室。扉はなく、廊下を通じて中庭の光が降り注ぎます。玄関土間に近く、来訪者の気軽な手洗いにも対応。正面はトイレ(引き戸あり)

高安の家

書斎。リモートワークに対応。中庭のカエデを眺めながら仕事ができる落ち着いた空間です。

寝室。スペースを有効に使うためクローゼットに扉はなく、施主自ら扉代わりのカーテンを裁縫予定。1階の床はスギの無垢フローリング。

高安の家

階段吹抜け見下げ。

高安の家

生駒山地を控える昔ながらの住宅街にたっています。

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ヒマデザイン

杉中浩之+杉中真由美

一級建築士事務所・京都市左京区・hmd@himadesign.jp・050-7116-1714

​© 2024 HiMaDesign

ひまでざいん ​建築 グラフィック イラスト デザイン

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